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閉じないように押さえた膝の裏にザイードは手を回すと、担ぎ上げるようにして愛美の両膝を捕える。
「──…!っ…」
隠したい箇所全てが灯りの下に晒されて愛美はギュッと目を閉じていた。
「みずみずしいな…果汁がたっぷり滴っている」
「…やめっ…はずかしっ…」
「まるで切り立てのグァバだ」
顔を背けて目を閉じたままの愛美を見ると、ザイードは艶々としたピンク色の熟れた粘膜のそこを見つめ、顔を近付ける──
「ああっ…だめっ…」
急に這った熱い舌先に愛美の高い声が漏れていた。
蜜を弾きながら撫で回す濡れた音が響いてくる。
まるで本物の果実を貪るようにして、ザイードは愛美のそこに顔を埋めた。
厚くて柔らかいザイードの唇が、ぷっくりと突き出した愛美の赤い芽を挟み吸い立てる。
腫れて綺麗に割れたそこはいつでも迎え入れる準備が整えられたように開いていた。
小粒な赤い芽の皮を高い鼻で押し上げると隠れていた部分が尖りはじめる。
コリコリとした舌触り──
ザイードはその尖端を口に含み、突き出した舌先でじっくりとつつき続けた。
「ああっだめっ…やめてっ…」
微かに漏れる声で泣きながらも愛美の手は自然とザイードの頭をダーバンの上から押さえ、そこへ擦り付けるように動く。
ザイードは愛美のその手を捕ると頭にあったターバンを外した。
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