お告げ

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エルバは、直ちに緊急会議を開いた。 各惑星に派遣している大使たちに連絡 を取り、事情を伝えた。 そして、そして宇宙協議会を開きたい ということを大使たちに伝え、アリエ スト宇宙領域の調 査を依頼した。 各、惑星の首脳たちも緊急会議を開い ていた。 そして二日後、科学技術省からアリエ スト宇宙領域の調査の報告書が、各惑 星に伝えられた。 報告の結果、アリエスト宇宙領域全体 にありえない重力磁場のゆがみが報告 された。 首脳たちはこれで、グローバーの巫女が嘘 をついていないことが分かった。 事は緊急を要した。 各惑星の首脳はエルバの巫女に宇宙会 議を提案し、巫女はこれを承諾した。 四日後、宇宙会議が開かれた。 惑星会議は、バドール星でおこなあわ れる事になった。 首都、レグーザにある国会議事堂に惑 星クレアハントの大統領お乗せた車が 、到着した。 ボディガードのSpたちが、慎重に辺り おみながら大統領が乗っている車のド アを開けた。 中から、屈強の長身の男が出てきた。 大統領のザードルである。 彼らは議事堂の門を通った。 中に入ると、この惑星の大統領、ザン ガと数人の政治家とSpたちがザードル たちお手厚く迎えた。 ザンガ (よくおいでくださいました、ザードル 大統領、しかし、出来ればこのような 事態にお会いし たくはなかった) ザードル大統領も同じ気持ちだった。 ザードル (そうですな、ザンガ大統領、私も同感 です。ところで、巫女様と他の方々は もうお着きです か) この議事堂に着いたのはザードル大統 領が一番早かった。
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