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マサルはヤルバイロの異変に気づいていた。
「ユウキ、、、俺から離れるんじゃないぞ。」
マサルはユウキの前を歩き辺りを気にしながらもユウキを心配していた。
ユウキはおそるおそる後ろからビビりながら歩いている。風が冷たく背筋が寒い感じがしていた。
「ユウキ、、、サクって知ってるよな?」
「マ、、、、マサル知ってるよ、アイツは人として嫌いだ。」
会話をしていると、、、
『ブラックサンダー』
マサル、ユウキの周りに落ちてきた。2人は避けるのが精一杯だった。
“クソ、、、どこから狙って来てるんだ。
あっ!あれを使うか。”
『陽炎犬』
人の2倍ぐらい大きな火をまとった犬が現れ辺りを見渡せる場所に移動した。
「ちょこまかちょこまか動きやがって目障りなんだよ。」
陽炎犬は一気に消された。マサルは声のする方に目をやると大きなビルの屋上に3人の姿を確認した。
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