第二章~ギルド登録そして~

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「ですから魔法で戦っていたんですが急に雨が降り出して雷が降り注いだってことです」 風属性と水属性でどうしてできたのかって言いたそうな顔をしてるから答えた。まぁ、雷が降り注いだってのも嘘じゃないから大丈夫だろ。 「仮に君の話が全て本当だとして何故、君は無傷だったんだい?先ほど彼が言ったようにこのツインベアーズはC++級の犯罪集団だ。そこで王都から私が派遣されたんですよ」 やっぱり鋭いな。隠し通すのは難しそうだけど、どうしたもんかな。 「俺は魔法で距離を保ちつつ戦ってたのと、雷については風属性と水属性の魔法で障壁を展開して防いだ」 「そうか。では私達は彼らを引き取る。君も引き留めてしまってすまないね」 俺の話を信じた……とはいいがたいがアレウスがそう言うと騎士たちも賊を麻袋に入れてここから去って行った。 さてと、少し予定外のことが起きたがここからは予定通りに冒険者ギルドに行くか。
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