第二章~ギルド登録そして~

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「ここではあれですので私に着いてきてください」 俺は言われるがままというよりは腕を掴まれて半ばむりやり連れていかれた。これが日本だったら誘拐が成立するんじゃないかと考えたがここは日本いや地球でもないからそんなことは通用しないだろうと思い着いていった。 そして連れられてきた場所は古いし所々に蜘蛛の巣があるが協会だった場所かな? 「リュウジさん、単刀直入ですが雷属性を使え、たった1人でC++級犯罪者ツインベアーズを倒した貴方とパーティーを組みたいのです」 単刀直入か。雷属性の情報も勿論気になるが俺の名前を何処で知った? 受付嬢は言わないだろうしアレウス達騎士団にはぼかしただけだ。だとすると……。 「えぇ、察しの通り私にはスキル 読心術レベル5があるので貴方の交渉レベル1程度ではどうにもできませんよ」 こっちのカードがばれてるのは仕方ないがこいつにとって俺と組むメリットが見つからないな。
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