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泣きたくなるとき
あなたが私の愛情を求めていると感じたとき
その背にその思いが見えたとき
あなたにとって私の存在が唯一のものだという真実が重くのし掛かってきたとき
それは確かに、幸せの瞬間
それを心底で幸せと感じられない私を、誰か罰してください。
この息苦しさの中に潜む僅かな安らぎがそれでも心地よく温かく、それにすがって明日に向かう。
そしてそれが嘘偽りない私の真実だとしても、私はまた今日もあなたのいない世界を夢見てしまう。
誰か私に楔を打ち込んでください。
私があなたから離れぬように。
もしくは、永劫、離れたままでいられるように。
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