file 1 心理学研究部の美少年

21/46
前へ
/283ページ
次へ
話してはいない。 知られてしまったことを否定しなかっただけ。 必要以上に生徒に関わらないようにしている私には、ミノルがこれほど怒る事なのか理解出来ない。 まるで噛みつかれるようなキスをしたあと、私は取り敢えず、 「……ごめんなさい」 と謝った。 ミノルは、まだ微かに絵の具で汚れている私の手を掴み、 「俺が怒ってるのはそれだけじゃないんだよ」 そのまま、いつの間にか緩めていた自身のズボンの中に促し入れた。 「美紀は生徒に色目を使ってるの?」
/283ページ

最初のコメントを投稿しよう!

204人が本棚に入れています
本棚に追加