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掴んだ私の手を、自身の硬くなったモノを触れさせてその反応を楽しんでいる。
……もう、これはいつもの ″ S ″ のミノルになってしまっていると思った。
「……なんで色目になるの?」
生徒の冷やかしが彼のSのスイッチを押してしまったのか……昼間の穏やかな恋人の顔は消えていた。
「美紀は悪い先生だ」
「!」
私の頭を押さえて膝まずかせたミノルは、ゆっくりと″分身″を押し付けてくる。
こんなに明るい時間に、しかも放課後の学校で、
「口を開けて」
ミノルは屈辱以外何でもない行為を私に強制し始めていた。
心では嫌でたまらないのに、ミノルを失う不安が付きまとって、拒むこともできないまま、口を開けてソレを受け入れる。
支配する喜びを吐き出したミノルは、
私を気遣う事もなく、後の約束をするわけでもなく、
足早に美術室から出ていってしまった。
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