file 1 心理学研究部の美少年

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掴んだ私の手を、自身の硬くなったモノを触れさせてその反応を楽しんでいる。 ……もう、これはいつもの ″ S ″ のミノルになってしまっていると思った。 「……なんで色目になるの?」 生徒の冷やかしが彼のSのスイッチを押してしまったのか……昼間の穏やかな恋人の顔は消えていた。 「美紀は悪い先生だ」 「!」 私の頭を押さえて膝まずかせたミノルは、ゆっくりと″分身″を押し付けてくる。 こんなに明るい時間に、しかも放課後の学校で、 「口を開けて」 ミノルは屈辱以外何でもない行為を私に強制し始めていた。 心では嫌でたまらないのに、ミノルを失う不安が付きまとって、拒むこともできないまま、口を開けてソレを受け入れる。 支配する喜びを吐き出したミノルは、 私を気遣う事もなく、後の約束をするわけでもなく、 足早に美術室から出ていってしまった。
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