エピローグ
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美紀先生が佐田刑事を呼んで、警察署に連れて行かれた頃。 居場所を知らされた先生のお父さんも、病院へ緊急搬送され検査等を受けて、 余命1ヶ月の末期ガンであることがわかった。 それからは、痛みを和らげる治療を中心に過ごすことになるという。 ……一方、記憶を断片的に失っていたことを話さず、ずっと十五年の間、遺体と事件を隠蔽していたと言う美紀先生は、一時的に拘留されてしまっていた。
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