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5人ちゅう3人までは終われば
会場をASUKAの社員が回りながら
「お飲み物をどうぞ」
と、乾杯のシャンパンを配ってる。
「どうぞ」
お淑やかに私たちのもとに来たのは
「ありがとう浦田さん」
「すみません」
淡いピンクスーツを着た若菜だった。
さすがに今日は仕事として接してくるが
私を睨みつける目が怖い。
グラスに何か仕込まれてない?
不安になって
「クラーキーの方が美味しそう。
交換しようよ」
想い人と曰くありげな飲み物の
交換をお願いしちゃった。
「コラ待て。俺に毒見させるのか!」
思惑に気が付いたようだけど
「仕方ねえな」
って引き取ってくれた。
「あはは。すまん」
ってか、やっぱり今の若菜の顔、
クラーキーも見てたんだ。
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