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「あ、課長!」「あぁん?」
不意に俺を呼ぶが、お前!元に戻ってんじゃねえかよ!
つい顎を突き出して不服の言葉を発せば
「慣れないですねぇ~。青葉?」
言い直す真澄が可愛い。
「なあに?」
だから、もっと密着させようと腰を抱く腕に力を込めた。
「く、苦しいよ・・・・。
お風呂が沸いてるから先に温まって来て?その間に食事の用意しちゃうから」
文句を言いつつも嬉しそうな顔をする真澄に、もう一度キスをして
「じゃあ入って来る。あ、そこに何日分か適当に入れたけど着替えが入ってるんだ」
さっき真澄に渡した紙袋を指さし伝えれば
「じゃあクローゼットにしまっておきますね」
照れた顔をして紙袋を抱えて寝室の方に走って行っちゃった。
お---い!
今日の着替えのパンツは置いてってよぉ------!
照れたあいつの可愛さにノックアウトされて、ひとり悶えながら風呂場に向かった。
ふふふ、今夜からここに居座ってやろうと目論む俺。
広さ的には俺の家の方が広いけど、職場にはこっちが断然近い。
俺が住んでいる所は、大学の時に借りた所だから大学に近い場所を選んでしまったから。
それに、狭い方が真澄に密着出来て、そっちの方が嬉しかったりして!!!!
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