この手を離さなければいけない―

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少しずつ僕らが終わりに近づくたびに 世界も終わりに近づいていく。 そんな中、僕が唯一できるのはあの頃の君の笑顔を思い出すこと。 少しずつ褪せて薄れていく君の顔。 それだけを心に刻んで今日、僕は君に告げる。
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