濡れていたいの…

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「かあさん!!いいかげんにしてくれよ!!かあさん!!オレの声が聞こえないのかよ!!」 「どうしてそんなに叫ぶのよぉ…かあさんしんどいのよ…」 「かあさん!!この最近暑いから頭がおかしくなってしまったのじゃないの!?」 「えー、そうかなぁ…」 「そうだよ!!かあさん!!かあさんはオレのことが好きだと言うけれど、オレは息子だよ!!」 「いいじゃないのよぉ…」 「よくないよ!!」 「どうしてなのよぉ?」 「だから、カレ作れよ!!」 「いい男いないもん…」 「かあさん!!『いい男いないもん』と言うけど、そう言えばそういうほどカレできなくなるのだよ!!」 「できなくなってもいいもん…カレ作っても浮気されるから…」 「だから決めつけるなよ!!」 「決めつけじゃないもん…とうさんが浮気者だったから…」 「頭いたくなってきたよ…」 「どうしたのよぉ…」 「かあさんがおかしいことばかり言うから頭がいたくなってきたのだよ…」 「アタシ、そんなこと言ったっけ?」 「かあさん…頭冷やすために、この近くのマクドへ行こう…」 アタシは、たけのりと一緒にアーケードの入り口にあるマクドへ行って、お茶をのみながらお話をしていた。 ところ変わって、マクドの店内にて… テーブルの上にはビッグマックのセットが置かれていた。 アタシは、たけのりが豪快にビッグマックを食べている様子をニヤニヤした表情で見つめていたので、たけのりは困った表情でアタシにこう言うていた。
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