第4章 300円のふたりきりの娯楽

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第4章 300円のふたりきりの娯楽

「しゅー! 借りてきたぞー。早く見ようぜー」  それから数日後。  遠藤の部屋の扉を開けた俺は、手に持っていた袋を差し出した。  遠藤の呼び名は『しゅー』で定着することになった。  もっとも、そう決まるまでには紆余曲折があった。    ※※※
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