ある竜の物語
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すると二頭は共に大空へふわふわと上がって行き、雲の中に消えた瞬間、空は黄金に輝き、二頭の竜を遥かに超える黄金の竜が現れた。 世界を見渡した竜は、大きく息を吸い、虹色の炎を吐いた。 「命の炎」 花や木は大いに咲き誇り、鳥や魚達は命の誕生を高らかに歌った。 竜はそれを見て、にこやかな笑顔を見せると、大空へ飛び立って行った。
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