第1章

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「お隣の若奥さんか?」 「なんかこう、 内側から肌が輝いてるっていうか……康雄さんは幸せ者ですねぇ」 康雄、 とは蝋燭屋の倅だ。 秋月とは幼馴染でもある。 「まぁヤツにしては上出来の娘さんを貰ったな。 彼女、 最近は蝋燭の絵付けを習っているらしいよ。 康雄さんが店を継がないなら私がやりますって」 「へええ……やるなぁ」
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