前作のあらすじと紹介

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■前作のあらすじ 祖母同士の約束によって、許嫁同士になってしまった大和朱莉とその宿敵吉野蒼司。 二人は仲の良い恋人のフリをすることでその場をしのぐことになる。 最初はぎこちなかった恋人のフリもようやく慣れてきて、二人の関係性にも少し変化が……。 ■登場人物 ・大和朱莉 高校2年生。柏原第三高校の反生徒会組織「代議部」(通称レジスタンス)のリーダー。 短気で売られた喧嘩はすぐに買ってしまう。素直で純粋な一面も。 基本的には天然蒼司に振り回されている。 ・吉野蒼司 高校2年生。柏原第三高校の生徒会長。その地域では名の知れた家のひとり息子。 常に冷静沈着、無表情。周囲の生徒からは「鬼の生徒会長」と恐れられている。高度な煽りスキル(朱莉限定)の持ち主。 幼いころから両親に避けられていて、友人と呼べる存在もいなかった。 本人は無自覚だが朱莉を振り回している。 ・神戸 朱莉の後輩で、レジスタンスメンバーの一人。しっかりもので朱莉に変わって事務処理や雑用をこなす。一見穏やかだが、気にいらない人には辛辣なことを言う。 ・和泉 生徒会メンバーの一人であり、生徒会長親衛隊の隊員。蒼司を崇拝していて、レジスタンスを毛嫌いしている。 ■設定 ・柏原第三高校 そこらへんにある私立高校。生徒の自主性を重んじる校風で、学校運営の大部分を生徒会に任せている。何故か生徒会の対立組織である代議部を公認している。 ・生徒会 校則を決めたり、予算配分を行ったりしている。学校運営に関する発言権も持っていて、その権力は時に理事長クラスに匹敵する。 ・代議部 通称レジスタンス。生徒会の活動に不満や不平をもつ生徒が集まる組織。 リーダーを筆頭に、生徒会への意見書の提出、交渉、署名活動などを行っている。 ・吉野家 教育や市政の方面に人材を輩出している名家。地元で知らない人はいない。 現在の当主は蒼司の祖母。
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