戦う僕ら

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少し足りない僕の視界は 途切れ途切れの虫食い世界 穴埋め≒パズルは得意だったけど こぼれ落ちた大切な何か 分からないから涙も出ない 頑張りすぎた私の肢体は わがまま気ままの家猫みたい 走って飛んで風になってた あの頃は遠く眩しくて 重い両手を握りしめるだけ 時折強く絡まる後悔 もういいかい …赦しても、いいかい 憐れみの目、何が言いたい 見えないふりして巻き直す包帯 傷の舐め合い それでも僕らは 振り返らない、取り戻す未来 大きく歪んだ周りの期待は しばらくご遠慮願いたい 次に踏み出す僕らの一歩が 一歩を踏み出す瞬間が もうすぐそこまで近付いてるから 今はただ、前を向いていたい 今日からまた、明日と戦いたい
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