0人が本棚に入れています
本棚に追加
少し足りない僕の視界は
途切れ途切れの虫食い世界
穴埋め≒パズルは得意だったけど
こぼれ落ちた大切な何か
分からないから涙も出ない
頑張りすぎた私の肢体は
わがまま気ままの家猫みたい
走って飛んで風になってた
あの頃は遠く眩しくて
重い両手を握りしめるだけ
時折強く絡まる後悔
もういいかい
…赦しても、いいかい
憐れみの目、何が言いたい
見えないふりして巻き直す包帯
傷の舐め合い
それでも僕らは
振り返らない、取り戻す未来
大きく歪んだ周りの期待は
しばらくご遠慮願いたい
次に踏み出す僕らの一歩が
一歩を踏み出す瞬間が
もうすぐそこまで近付いてるから
今はただ、前を向いていたい
今日からまた、明日と戦いたい
最初のコメントを投稿しよう!