25人が本棚に入れています
本棚に追加
/61ページ
橋野はいつの間にか夢中になって、唐須の身体に触れ、唇を胸の突起を舌で転がした。
「……はぁっっ! 」
ゾクリと身体が反応し、コントロールが利かなくなっていく……激しい欲求にながされる……
(だめだ! このままだと……那智縄の代わりになってしまう)
唐須の脇から下へと唇を這わした。唐須の中心へと唇を移動させる。そこは完全に立ちあがり身体の熱を溢れさせてヒクついていた。
「はぁっ……あっ! い…や……」
「いや…じゃない……でしょう? 」
唐須の立ちあがった茎にキスをする。橋野は咥え自分の欲求のまま唐須を貪った。
「あっはっ…んんっ…も…う……あぁぁっっ! 」
「……まだですよ……我慢して……」
今にも果てそうな唐須の茎の根元を掴んだ。後孔に指をゆっくり入れる。
「ああぁぁっっ! 」
ゾクリと腰のあたりに感じ橋野は、奥歯を噛んでその唐須の甘い危険な声を唇で塞いだ。
(これ以上煽らないでくれ……俺は那智縄じゃない! )
「…は…しの……す…き……」
(え……? )
「……はし…の…すき……」
(どうして……どうして!! そんな嘘を!! )
最初のコメントを投稿しよう!