alone 一人で

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<一夜零に関する追加情報> ●一夜零は、9歳の頃両親を不慮の交通事故で2人同時に失う。それからは、父方の祖母である一夜雪見(当時65歳)に引き取られ一緒に生活を始める。 ※一夜雪見の旦那は、五年前(当時68歳)に病気で亡くなっている。零ともお正月の挨拶など顔を合わせている。 ●祖母が生きてる時の彼は、友人想いでとても優しかった。  けれど、祖母が亡くなってから時々、別人みたいに凶暴になり、口調もおかしくなる。  一夜零が最初に野宿をした河川敷で、同じ様に野宿をしていた男性から貰った写真。  服のどこに忍ばせていたのか、サバイバルナイフの刃の部分を壊れたカラクリ人形みたいに笑いながら舌で舐める。  それも一回でなく何回も。  姿は、いつも一夜零本人なのに、まるで悪魔の仮面被った殺人鬼に見えたと。 ●一夜零の中には、もう一人別の人格が存在します。 (調査中で情報が少なくすみません。それも、こっちの彼は、あんまり表に出てこない)
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