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「さてと、今後の事はこれぐらいかな?」
「次は裏の仕事だな」
今度は殺し屋の仕事の話に移った。
「それで、幹部連中はどうなっている?」
組織の大部分は始末することができた。
あとは幹部達を始末すれば俺の殺し屋としての最後の仕事はこれで終わる。
ところが、安原はとんでもない事を言い出した。
「消えたよ。魔法の様にパッとね」
「消えた?どういう事だ」
「さあな。森次も川窪もカスみたいな情報しか持ってこない。これが意味することが分かるか?」
「地下に隠れたか。国外逃亡は?」
「森次が外務省のコネを頼った所、その可能性はゼロ」
「隠し財産の居場所を判明させる為に泳がせていた幹部は?」
「尾行を巻かれて、それっきりだ」
――畜生っ!!
あと少しだってのに、ここにきて、つまずくとはっ!
しかし、怒っていたって仕方がない。
とりあえず、作戦の練り直すしかなかった。
すると、安原がさりげなく俺に言ってきた。
「良い方法があるんだが……」
「どんな?」
とりあえず、俺は安原の言う良い方法を聞くことにした。
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