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セトはますます人気かなくなっていきます。今や誰を信用していいのか分からない状態です。そん中友人のトートが心配し宮殿にやって来た。
「ブタも情けない姿になって」
トートがセトの姿を見て笑うと、セトは王座から降りてトートの首元を握り絞めた。
「俺様に向かって何を言う。鳥頭!俺はキングだ!アイアムキング!ファラオだ!」
セトはトートを投げ飛ばすと王座に戻りました。
「日本ではこういう状態を天狗に鼻になってると言うがブタも鼻が長いから正しく天狗そのものだな」
トートはますますセトをバカにした。
「おい!衛兵!この鳥頭を牢屋に入れとけ!刑はファラオの侮辱罪だ!」
衛兵はトートを連れ出しますがトートはセトに向かって大声で叫びました。
「昔のお前はどこ行った!!」
宮殿にトートの叫び声が響く中彼は牢屋に閉じ込められた。
セトにはトートの叫びが響かなかった。その叫びが響いたのは遥か後になってからだ。
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