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その頃テーべではアメンの妻ムトが友人のセクメトを連れてモンチュに相談をしていた。
「親父が誰かから恐喝をうけて瀕死になっている。誰か突き止めろ!」
「いやぁーセクメトさん。今日も綺麗で、私に相談とはこーゆ事ですか!」
人の良いモンチュは引き受けたが、内心「ヤバイよ!ヤバイよ!」とハラハラしていた。
「今日のムトさんのファッションカッコいいですね!!わーかりました。引き受けましょう!」
さすがにモンチュもこの場を乗り切るのに引き受けたが
「良いのか・・・オレ」(|| ゜Д゜)
心の中は後悔でいっぱいであった。
「それで瀕死になってる原因は?」
「親父の船に誰かが蛇を入れた。親父はその蛇に噛まれた」
「蛇が自分で入ったのでは?」
「その蛇は特殊なやつで土で出来てる」
「なら、水をかけたら死ぬだろう」
モンチュはハラハラしながらセクメトに言い返した。
「魔法が掛けられて毒をもっている」
「では、その土で出来た毒蛇の解毒をするために作った者を探すのか・・・」( ´Д`)
引き受けてしまった事にものすごく後悔し自分が情けなくなった。
「分かるじゃない!!モンチュ!後はお願いね」
ムトはモンチュに頼むとセクメトと共に出掛けていった。
「人生最悪だーーー」
ナーバスになったモンチュであった。
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