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3人は御飯を食べ終えてソファに腰掛けて
くつろいでいる。美奈と由香は和男に寄りかかっている。
「健二さんがくるのか。まちどおしいなあ。」
「そうだね。楽しみだなあ。」
「道彦さん残念ね。早く戻ってきて欲しいな。」
「そうだね。」
「ピンポ~ン」
呼び鈴が鳴った。
「どなたかしら。」
由香が玄関へ歩いて行く。
和男と美奈もついていく。
「こんばんわ~。夜分ごめんくださいまし。」
「ミキおばさん。こんばんわ。」
「互助会の寄合の帰りに会いたくなってね。
はい、これおみやげ。」
「わざわざすみません。いつも有り難う御座います。」
「どうぞ。御上がりになってください。今、お茶を御出しします。」
「悪いから、いいのよ。」
「まあ、そう言わないで、大歓迎ですよ。」
「有り難う。それじゃあ。」
「どうぞ。御上がりください。」
ミキおばさんは御近所に住んでいるおばさんで
色々よくしてもらっている。
和男はミキおばさんをソファまで案内する。
「どうぞ。」
美奈と由香がお茶とお菓子を出す。
「ありがとう。」
「どう致しまして。」
「互助会でお疲れでしょう。」
「肩おもみしますよ。」
由香が言った。
「悪いからいいのよ。」
「気にしないで。私、肩もむの好きなの。」
「そう、ありがとう。気持ちいいわ。」
「今度、互助会で出し物やるからあなたがたもご参加いかが?」
「どんなことをするの?」
「なんでもいいのよ。手品でも小話でも。」
「楽しそうですね。是非、参加したいです。」
「まだ、日取りは決まってないけど決まったらすぐに連絡するわね。」
「宜しくお願いします。」
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