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「その時、莉南さんが書類持ってうちのグループ来てさ、この内容わかる人いるかって、俺に聞いたんだ」
「……そうだっけ」
「確認終ったら帰ってみんなと相談してるのが見えて、何か頼りにされてんだなって感じた」
その時から見てくれてたんだ……。
嬉しくて、また泣きそうになってしまっているわたしの様相に、成海くんが目を細めて笑う。
「……可愛い」
ボタンが全て外されて、ブラウスの中の肌が露わになる。
わたしは胸元を手で押さえる。
「隠さないで」
成海くんに手をどかされてしまう。
「……綺麗」
「成海くんみたいに、ピチピチじゃなくても?」
そう返すと、吹き出された。
「充分だよ。すべすべー」
触れるか触れないかの微妙な指が、胸や腰を這う。
段々と、溜息が漏れる。
「……だって……歳のこと気にならないの?」
「ならない。……けど、不安にさせたね。ごめんね」
成海くんの指が、今度は頬に、睫毛に、優しく触れる。
すると急に巻きスカートを開かれて、ストッキングが剥き出しになる。
愛おしそうにストッキングに指を掛ける。
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