第1章

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陽介「(僕は朝起きた後学校へ行きイラスト部へ入部届けを出した)」 陽介「(というのはあくまで推測でしかない。僕の認識では気がつけば学校にいてイラスト部に入部届けが出されていたなんだが、なぜ僕はイラスト部に入部届けを出したんだろう)」 陽介「(まあたまには絵を描くのもいいだろう。ただいつまで続くか分からないし最初は鉛筆と紙、後参考になりそうなものを揃えるだけでいいか)」 陽介「(それにしても僕はここまでアグレッシブだっただろうか?僕の記憶する僕はとても消極的で無意味に楽しい日々に甘んじていたはずなのに)」 陽介「(そして何か大切なことを忘れているような気がする。ある人に大切なことを言われた気が)」 陽介「(・・・・・・)」 陽介「(まあいいや。その内思い出すだろう)」 陽介「(それに今の僕はとてもわくわくしている。無意味で楽しいだけの生活しか過ごせないと思っていた自分が好きなことに挑戦しようとしているんだから)」 陽介「(これから何を成すのか、それが今から楽しみでしょうがない!)」 おわり
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