第1章

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真央「そこに誰かいるんですの?」 陽介「うぇっ!!!?」 陽介「(だ、誰だ!?なぜ僕の夢に別のキャラがいるんだ?ここにいるのは僕だけのはず。いや、そもそも本当にこれは僕の夢なのか?)」 真央「ああ、良かった。目が覚めたらいきなり雲の上ですもの。このような広いところで一人ぼっちなんて寂し過ぎますわ」 陽介「ああ、いや、私は生身の人間ではなくCP、まあRPGでいう村人Aのような存在だ。だからあなたの力にはなれん。帰りなさい」 真央「あなたは何を言ってますの?そんな下らない嘘をつく人はあの人だけで十分ですわ」 陽介「いやいやっ、僕ほど正直な人間なんてそうそういませんよ。それよりあなたはなぜここに?」 真央「知りませんわ。眠くなって目を閉じて気がついたらここにいましたの。あなたは?」 陽介「僕も概ねそんな感じですよ。ついさっきまでこれは自分の夢だって信じてましたが」 真央「こんな現実味のある夢がありますか。まあしかしあながち間違いでもないですわね」
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