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真央「そこに誰かいるんですの?」
陽介「うぇっ!!!?」
陽介「(だ、誰だ!?なぜ僕の夢に別のキャラがいるんだ?ここにいるのは僕だけのはず。いや、そもそも本当にこれは僕の夢なのか?)」
真央「ああ、良かった。目が覚めたらいきなり雲の上ですもの。このような広いところで一人ぼっちなんて寂し過ぎますわ」
陽介「ああ、いや、私は生身の人間ではなくCP、まあRPGでいう村人Aのような存在だ。だからあなたの力にはなれん。帰りなさい」
真央「あなたは何を言ってますの?そんな下らない嘘をつく人はあの人だけで十分ですわ」
陽介「いやいやっ、僕ほど正直な人間なんてそうそういませんよ。それよりあなたはなぜここに?」
真央「知りませんわ。眠くなって目を閉じて気がついたらここにいましたの。あなたは?」
陽介「僕も概ねそんな感じですよ。ついさっきまでこれは自分の夢だって信じてましたが」
真央「こんな現実味のある夢がありますか。まあしかしあながち間違いでもないですわね」
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