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真央「むー、なんだか退屈ですわね」
陽介「そうですかね?現世の様子を見てくださいよ。皆虫けらのように働いていますよ?」
真央「そんな趣味の悪いことはしませんわ。・・・・・・そうですわ、あなた何か面白いことを話しなさい」
陽介「それは無茶振りというやつですよ」
真央「なら面白く無くていいです。とにかく私が退屈しないように話し相手になりなさい」
陽介「僕としてはゆっくりまったりしていたいんですが、姫さんのためだ。では姫さんは普段何をしているんですか?」
真央「私は別にお姫様ではありませんが、まあ勉強ですわね」
陽介「それは凄い。勉強できる人って素敵ですよねー。僕はあまり勉強はしないので尊敬しちゃいますね。まあ勉強がどこまで人生に役立つかは知りませんが」
真央「さらっと皮肉を混ぜないで!しかしよく勉強が出来ても社会には意味が無いって聞きますけどあなたはどうお思いで?」
陽介「実際習った内容の大半は使わないでしょうね。数学は小学校レベルが出来れば他は使わないし理科なんて一般人には使う機会すらない。役立ちそうなものなんてむしろ家庭科とか書道とか技術方面ばかりだ」
真央「確かにそうですね。しかしその技術も中には使わない人も存在しますわ。逆に数学も事務関連のお仕事なら使いますし理科も科学者になるなら必須ですわ」
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