第1章

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陽介「でも結果的に使わないもあるでしょう?」 真央「そんなの分かりませんわ。あなたに未来が見えてて?社会に出た自分がどのような道を選ぶのか、どんな挫折をするのか、その先でどんな道を選び直すのか分からないものよ」 陽介「僕だったらその時に考えるよ」 真央「まあそれもひとつの考えですわね。ただ私はこの先何かあっても対処出来るよう今から蓄えておくのもありだと思いますわ」 陽介「・・・・・・あなたって高校生ですよね?同世代とは思えないくらいしっかりしてるんですが」 真央「このくらい当然ですわ。それに他にすることもありませんしね」 陽介「実はあなた友達いないとか?」 真央「友達はたくさんいますわ。ただ親友と呼べる人がいないだけ」
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