第4章《現世界(リアルワールド)》

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あたし (魅咲 碧李亞) 「そ、そうなんですか…」 あたしはふと今朝の寂しさが  込み上げて思わずサタン様の体に抱きつき ながらよりかかってしまった 魔王サタン 「フッ…言ったろう、お前の体は 私以外の誰にも汚させないと… ここは良い部屋だがベットが小さすぎる 一応、私も男だからな… そんなに身体を密着されると 何をするか、わからんぞ?」 と1人用のベットが二人の体重できしむ さ…サタン様が…あたしを抱き返してきた… ゆっくりと寝そべると 彼の顔が近づいてくる… あたしの体にサタン様の重みを感じて なりゆきに身を任せる あたしには彼氏もいないし… サタン様と異世界(パラレルワールド)で暮らしてみたいな~ サタン様の顔がとても近くてドキドキしてしまう 彼の唇があたしの左耳に触れ こそばゆかったのもあり 少しもがいてしまった… サタン様は一旦、顔を遠退かせて あたしの顔を上から見下して来て 妖艶に笑いかけてきた サタン様もこんな顔が出来るのね… 魔王サタン 「フフフッ…お前には まだ早かったか? 顔が赤くなってるぞ… 鼓動もやけにはやい」 あたしのすべてが見抜かれてる気がする… でも、それでもいい…
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