‐第零章‐ホームレス風少年

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「へ、へぇ~………閻魔大王ねぇ~」 (閻魔大王って俺の中では厳ついオッサンのイメージだったんだけど…… まさか、こんなボンッ!キュッ!ボンッ!な閻魔大王だったとは! というか何故、某海賊アニメの女海賊風に体をしならせてんの?) ホームレス風の少年は外面では引き気味な言葉を出しながらも心の中では色々と思考していた まぁ、思考と呼べるレベルではないけども…… 「取り敢えずさぁ、俺どうなんのかな?」 ホームレス風の少年がリリアにそう聞くとリリアはしならせていた態勢を維持したまま 「少年にはエターニアに行ってもらうわ」 「……………はい?」 ホームレス風の少年はリリアが発した言葉に疑問符をつけて聞き返す すると、リリアはそろそろ今の態勢でいる事に限界がきたのか後ろにしならせる態勢をやめて椅子に座ると疲れた表情をしながら口を開く 「2度も言わせないでよね 少年にはエターニアに行ってもらうわ」 「いや、あの……エターニアって? あと、俺は少年って名前じゃなく俺には皇優人(すめらぎゆうと)って名前があるんだけど」 ホームレス風の少年改め、やっと主人公の名前が登場! じゃなく、優人がエターニアについての質問と自分の名前をリリアに言うと、リリアは仕方なさそうに説明してくれた
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