リベンジさせてください!

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「何?あんた、その顔…。やらしいわね。」 え? うそっ? どんな顔!? 「かー!朝帰りしたと思ったら急にスケベ爺になりやがって。散れっ!シッ、シッ!」 うわ~っ… 絶対このタイプ、絡み酒だろ~… 同僚さん、可哀想… もう少しその店について聞きたかったが、これ以上は無意味だ。 そそくさと部屋に戻り、早速パソコンでその居酒屋を調べた。 カチ…カチ…カチ… あ、ここだ。 うん。 いい。 ゲームといっても、いわゆるトランプなどのテーブルゲームだけだ。 それがシンプルでいい。 店内も派手な感じじゃないし… フフッ 木田さんとオセロ。 あの細い顎を手に乗っけて、伏し目がちに顔を俯かせると…長いまつ毛が頬に影を落とす。 次の1手を悩む仕草だ。 萌える。 ……あ、オレ 普通に萌えるとか言っちゃってる。
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