卒業しても

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卒業しても

3月の冷たい風に背中を押されて 僕らは卒業しました それぞれ別々の道を歩き出す その瞬間はとても淋しい気持ちでした 3月の暖かい日差しに照らされて 僕らは過去を懐かしんだ  嫌だったり辛かったりした思い出が 今も頭に浮かんでくる 嗚呼、戻れない 雨のなかの花火 嗚呼、時々さ ここに 嗚呼、時々  出会いと別れは付き物  僕らは前しか進めないから  でも辛い時がもしもあったら  いつでも会おうよ今はさよなら
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