僕達の唄

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僕達の唄

通り過ぎてゆく笑い顔が 一期一会なんてのを教えてくれる  ふさぎ込んでいたって変化しないなぁ 明日を示すカンペなどありはしないけど 不安と期待で膨らませたはてな色の風船  だんだんしぼんで忘れてゆくよ そんなモンかな? いつものようにちょっと笑ってみるけど なぜかうまく笑えない ぎこちないのに気付かないや 呼ぶ声がするけどあさっての方へ 意識が飛んでしまって聞こえない 歩き出せないや  それでも過ぎてゆく昨日 『未だ見ぬ明日へ』ってかっこ付けても 僕達が立ってんのはたった今なのです。 門出の時ってやつがいつか来るまで 精一杯足跡を付けていくんだ 笑顔の日ばっかりが続けばそれはそれで楽だろう しかしそうはいかん! うつむいても 何か拾っていこう 『したっけまたね。』こんな日がいつか来るって わかっていたけどやっぱ辛いなぁ 涙も出ないや 月明かりが照らした僕達の唄が あるなら歩いていけるさ 笑ってさよならを言おうよ いつものようにちょっと笑ってみるけど 何故かうまく笑えないぎこちないのに気付かないや  でも忘れはしないよ いつか辛い事あったら いつでもここにおいで唄って酒でも飲もうや  『したっけまたね。』こんな日がいつか来るって わかっていたけどやっぱ辛いなぁ 涙も出ないや 2つの願いが放った僕達の唄が あるから踏み出せるさ 今はさよならを言うよ  笑顔で歩いてゆける様に
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