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「へぇ~そんな事があったんだ?」
茶髪で長身の男子生徒が真護と話している
「何だよ、その軽い反応は?普通なら馬鹿にするとこだろ!」
確かに真護の言う通りである。
「お前って本当、昔からそういうノリだよな…」
半分呆れるような口調で真護は続けた
彼の名は
向井道也(ムカイミチナリ)
真護の幼なじみである
「違う世界か…面白そうじゃん!ちょっと行ってみたいかも」
「何だよ…他人事だと思って。もしかしたら二度と会えなくなるかもしれねーんだぞ?」
「う~ん、確かにそれはイヤかも…それにしてもわかんない事だらけだよね?」
「…?」
「だって真護が別の世界の人間だとしたら、何でこの世界で生まれたんだろ?」
「!!」
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