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「神聖な神父の子ならさぞ可愛い子が生まれるわね…」
自ら体を揺らしだした女は、快楽を貪り始める。着ているドレスに皺を付けて、髪を振り乱して細い体を乱暴に上下に動かせる。
「うぁ…嫌だっ、うぐっ」自分の上で腰を振る悪魔にイリスは歯を食い縛り、苦しそうに呻きを洩らす。
「人間の女よりいいでしょ?それとも、リュード様がいいのかしら…?」
苦しむイリスに色気のある声で囁き、飲み込んでいるイリス自身を更に深く受け入れる。
「離れろっ…あう…抜けっ」
必死に快楽が逃れようとしているイリスだが、下半身に意識が集中して絶頂を迎えると、悲鳴のような叫びをあげた。
「うふふっ…私のなかで逝けばいいの…」
動く事ができないイリスの体の上に両手を附いて、激しく上下に体を動かせる。
「やめっ…うああ―っ」
意識が薄れていくイリスは我慢できずに悪魔の中で欲望を解き放った。
そして、目の前が白くなり意識を失っていった。
「あら、気を失ったの?まあ…いいか、もう用無しだから死んでもっ…あぐっ誰だっ!」
体を起こした女は失神したイリスの上で笑みを浮かべて、30センチぐらいに伸ばした爪の生えた片手をイリスの左の胸下に降ろそうとした。
だが、突然背後から首を手で掴まれた。
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