第5話 エピローグ

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 パジャマの裾から忍ばせた指で、大きな胸に触れた。  服をたくしあげ、高い所を優しく舌で転がしてやると、綾奈は色っぽいため息をもらした。  敏感なのは少し前まで快感を得ていたためだろう。好きでもない男に同じようにされても、素直に反応してしまう。  力が抜けていく綾奈。  下着をはぎ取り足を開くとーーそこには。  ゆかりのそれよりももっと淡く綺麗なピンクが、甘く男を誘っていた。花のような香りさえして。  それでも逃げようともせず、つづきを欲しそうに大きな瞳を潤ませる綾奈。  雄の印を見せてもゆかりのように泣き騒ぐといったことはなく、驚きながらもじっと見ている。  興味はあったのかもしれない。
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