第1章 

2/2
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「先生、好きです。」 「ダメだよ。僕も君のことはもちろん大切だ。でも君は生徒で僕は先生だ。」 この漫画のように先生との恋なんてうまくいくわけありません。 生徒と恋愛なんかしたら先生は人生を棒に振ってしまうことになるし、そんなに先生を好きなら恋心など秘めていくほうが正解だと思うのです。もしくは密かに密かに実らせていくパターンもあるのかもしれませんが。 大体そもそも学校は勉強するための場所ですから、恋愛などにうつつを抜かすべきではないはずなのです。 「あ、あの、そういうものではないのでしょうか?」 「んー葵が言っていることよくわかんなーい。 だって俺校長だもん! 俺の学校だから何しても良いんだよ。つまり葵と俺の愛に障害はないの!」 「えええ!もう理解できませんー!あと手を握らないでください!」 これはこのようなイレギュラーな教師と生徒の恋の話である。
/2ページ

最初のコメントを投稿しよう!