僕と失いたくない人

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「早く、ちゃんと着ろよ」 でも、僕は、ソファーの下におりて、 京介さんのズボンのチャクを開け、パンツをおろした。 「あぁ、大きい」 「おい、凛」 京介さんのアソコをゆっくり呑み込んだ。 「り、凛、はぁ、ダメだ、はぁ、離せ」 「きょうしゅけしゃん、きろ、ちぃい」 (京介さん、気持ちいい) 「ばか、くわれながら、喋んな」 僕は、一生懸命口と頭を動かした。 「凛、もう、いい、離、せ、はぁはぁ、出る、から」 「らして、きょうしゅけさん」 (出して、京介さん) 「やべぇ、はぁ、あっ、あっ……。 はぁ、はぁ」 口いっぱいに受け止めた。 「凛、早く出しちまえ。 慣れないこと、しやがって」 ゴックン 「ゴホッ、ゴホッ、京介さんの飲んじゃいました」 「ばか、無理すんな」 「京介さんは、僕の事ばかり考えているんですね。 京介さんは、そういう優しい人だって、 知ってたのに、僕も別れを切り出された時 気づいていれば、良かったですね。 京介さんだけのせいじゃないですよ」 「凛……」 京介さんが、僕の顔に手を添えて、 キスした。 深く深くとても優しく。 「ぷはぁ」 「やっぱり、苦かったな」 「フフッ、分かってるならしなければ、良かったのに」 「したくなっちまったんだよ」 「京介さん、また、やり直せますか?」 「あぁ、そうだな」 「でも、僕には、大切に守りたい宝物が 二人もいるので、ゆっくりでも、良いですか?」 「じっくり、考えてくれる方が俺は嬉しいよ」 そんな事を言われたら、嬉しくなってしまう。 京介さんに抱きついてキスをした。 甘く深いキスをした。 電気が走ったような感覚と 己の欲望が渦巻き、いつの間にか。 夜が黒く染まり、朝が明るく照らすまで 二人は愛し合っていた。
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