第1話『封印された戦士たち』

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レイとアウェイクの登場によって、形成は逆転した。 レイ 「恵、お前はそいつらを連れてここを離れろ。あそこなら《境界》の干渉も受けない」 アウェイク 「でも、ひとりじゃ・・・」 レイ 「大丈夫だ、俺の強さは知っているだろう」 アウェイク 「・・・うん」 レイ 「それに、お前の力は鎖を断つ事ができる。こんなとこで消耗してはいかん」 アウェイク 「分かった・・・負けないでね」 そう言って、アウェイクはルナたちを先導してその場を離れた。 ふん、と鼻を鳴らしてレイはシュバルツシルトの方を向き直った。世界の命運を賭けた戦いの第一戦が、いま始まる。 Next・・・第2話『呪縛(ロック)』
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