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黒輪の中心部が歪み、オーロラが出現する。
ルナ
「わぁ、綺麗だねぇ」
アリア
「呑気なこと言ってる場合!?」
涼花
「あ、何か出て来るよ!」
涼花の指差す方向――オーロラから、3つの黒い影が出現した。
1つの影はその正体を現すことなく彼方へと飛び去っていき、残った2つの影が、ルナたちの前に降り立った。
???
「インフィニットゼロは別の方角に向かったか」
???
「うむ、奴は力を持った戦士を呪縛(ロック)させると言っていたな」
現れたのは、特徴的な銀と黒の甲冑を纏った2人の男。巨大な竜の腕の武装を纏った軍人のような男と、複数の刃のような翼のついた赤い甲冑の男。
???
「シュバルツシルト、ここはお前に任せるぞ」
シュバルツシルト
「分かった、武運をな、ネビュラ」
ネビュラ
「では、また会おう」
頷きあって、黒の武装を纏ったネビュラが姿を消し、オーロラの中に消えた。
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