話をはじめよう

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世界は今、人間に新たに備わった特殊能力「エヴォルヴ」と、新たに生まれたキメラ「ベヌ」との生物界の頂点を決める戦いの中にあった、、、。 そんな戦士たちが集まる場所、対ベヌ戦の砦。戦闘組織「リング・スターズ」。日夜彼らはベヌと、、、 「そんなことはどうでもいい、ちょっとリオ呼んでこい」 -----ここは、リング・スターズ球体ショッピングモールに存在するサキの喫茶店。 黒髪に一部前髪に黄色のメッシュが入った主人公の少年。叢雲 刻鴉(ムラクモ トキア)が、そこに座っていた。 「呼んだか?トキ」 「来たか」 そこに、朱色のロングヘアーを振り乱してウザったい。来羽 梨緒(ライウ リオ)がログインしました。 「サキちゃん、紅茶をおくれ」 シュピッ <ポイントカード> 「Pi はい、茶葉はいかが致しましょうか?」 「アールグレイで」キリッ 前回出した時に渋い顔をしていたので、デキたアンドロイドの店主はアッサムでミルクティーを作るのだ。 「で、何か用か?」 「ああ、呼んだのは他でもない、お前の存在を全否定してやろうと思ってな」 「おお、言うたか小僧。いいぜ相手になってやるぜ」 ガタッ 「そこだ、リオ!!お前のそういうところがアカンと言っているんだ!!」 「言ってなかったぜ」 「え?言ってなかったか?」 「言ってなかったぜ」   『Pi 紅茶お待たせ致しました。』 「そうか、、、だが聞いてくれ、お前はこの物語の何だ?」 「核心をついてくるんだな、はっ、そうだな、ヒロインとでも言っておこうか。フッww(鼻息)」 「は?どこがァ?」 「え?」 「え?(聞く?)」 「ほら!見てわかるだろう?」ずずずっ(紅茶飲む) カチャ(置く)、ガタッ(立つ)、バッ、バッ、 リオは大きく身体を動かした。どことなくモデルのポーズでもとっているのだろうか、全く決まらないその姿に、アンドロイドの店主は【お好み焼き 鰹節 踊る】で検索してみた。 「・・・・」トキアは冷めた目で見ている。 「なっ!」 「は?」  『は?』 「え?!」 「とりあえず今は外見のことは置いとこう、とりあえずな、オレが最初に言いたいのはな、【話し方】についてなんだよ!わかるだろう?」 「ああ、そうかね?」 「わかるよね店長」 「Pi とりあえずトキアさん、何か注文してくださいませんか?」 「、、、水」
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