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「俺、いや、ぼ、僕を尾行してたんですか?」
「そうですよ」
「そ、そうですよ…て…」
あまりにあっさりと肯定されてしまい、言葉を失う僕に向かって、
ふじたふじた係長は、恐ろしいことを話し始めた。
「そろそろ、今年4回めの遅刻をした大野くんのご自宅マンションへ向かいましょう。
ああ、その前にスーパーで何か夕食の材料を買わないと。」
「な、なんなんですか!まるで、係長が、僕の部屋で一緒に食べるような口ぶりで」
「そうですよ。しかも、今年4回めの遅刻をした大野くんのとなりで寝ますよ」
えーっえーっ!!
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