一章

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「…わぁぁん…」 あ、まただ…、と彼女は思う。 ここ2、3日彼女はほぼ決まった時間に少女の泣き声を聞く。しかもどうやら自分にしか聞こえていないようだ。 なんなんだろう…。あたし一体どうなるんだろう…。彼女が感じる不安は否応無しに増して行くばかりだった。
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