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そして、ある日、桃太郎が言いました。
「私、鬼ヶ島に行って悪い鬼を退治します。」
おじいさんにきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島に向かいました。
旅の途中で犬耳の男子と出会いました。
「よぉ、姉ちゃん。そんな急いでどこにいくんだ?」
「鬼ヶ島へ鬼退治に行くんだ。」
「それじゃあ、腰に付けたきび団子を一つくれよ。お供してやるよ。」
「変質者を仲間にする趣味はないんだが。」
「変質者じゃねぇから!」
桃太郎は、しぶしぶ、犬男子の手にきび団子をのせました。
それを食べると、犬は、先に行った桃太郎の後を追いかけて行きました。
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