0人が本棚に入れています
本棚に追加
一人と一匹が歩いて行くとワナに引っ掛かったのか猿(みたい)な男が木に吊るされていました。
桃太郎は、剣で、そのワナを切って上げました。
「ありがとうございます。桃太郎さん。」
「礼にはおよばない。まぁ、きび団子でも食え。」
「はい。いただきます。」
モグ、モグ…
「食べたな…」
「えっ?」
「今日から、お前は私の下僕だ。素晴らしい働きを期待してるぞ。」
桃太郎は、不敵な笑みを浮かべました。
「あの…僕下僕になるなんて言ってな…
」
「ああん?何か言ったか?」
「いえ…何も…言ってません…」
「まぁ、諦めるんだな、猿。こいつはそうゆう女だ。」
犬は、そう言って猿の頭を撫でてやりました。
「ぼさっとするな。さっさと行くぞ。」
最初のコメントを投稿しよう!