婚姻の契り

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婚姻の契り

「触っていい?」 「えっ?」 「おっぱい‥‥触らせて」 「や‥ヤダッ」 「なんで?触りたい♪」 「ダメッ、汗ダクだもん」 「シエルの汗がいいんだ♪いい香り‥」 「早く脱ぎなさいよっ! 一緒に入るんだろ?お風呂っ!」 「シエルが脱げよ」 「‥‥後ろ向いてて…」 「わかった」 サササ‥ ちょん‥ 「!!!!!☆」 「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪~」 ♨️♨️♨️♨️♨️♨️ 「願ってもないチャンスだと思うぜ‥。 俺、岡ちんの奥さんならありがたいな~♪ 元気だし、綺麗だし、肝っ玉据わってるし、 おっぱいデカイ♪」 「ふ~ン‥ ‥‥君はあーゆータイプが好みなんだァ‥」 「ち‥チゲーよっ! イイ母親っぽいって意味っ!」 「やっぱ好きなんじゃん…大きいおっぱい」 「だから違うンだって~‥ ベビーにとったら死活問題だろ?おっぱい☆ アレで8人育ってンだぜ?最強だよ! それでいておっぱい(しぼ)んだり、自分の健康損ねたりしないンだ☆ 女ってスゲーなァ~‥‥」 「そんなに興味あるなら彼女と寝れば? ‥‥僕、先にあがるね‥‥」 「待てって! ‥‥拗ねンなよ‥‥シエル以外じゃ勃起たねーの…知ってるべ?」 「知らない…」 「‥‥ウソ‥‥‥chu♪‥‥‥‥ホレッ♂」 「バカッ☆変態!!」 「変態はねェんじゃねーの? 自分を見ろ‥シエルだって俺に反応してンじゃん! シエルの子種仕込んでシエルにソックリのベビーを欲しがっちゃいけないのかよっ! ‥‥ゴメン‥‥怒鳴ったりして‥ 生まれてくる子どもにはサ、 どちらか一方のDNAしか渡せないんだ。 二度‥三度と頼めることじゃない‥‥。 俺達には奇跡のようなプレゼントなんだよ。 だったら、ふたりでちゃんと愛し合った子種の方が良くない? 今夜はたっぷり出して、シエル‥ ‥機嫌治せよ‥‥‥愛してる‥‥」 「僕だってフォンを愛してるよ…。 フォンしか愛せない‥‥どうしてくれるんだよ‥もおっ! ‥‥‥フォンによく似た産まれたてのベビーを抱きたい。 出来ることなら僕が身籠って十月十日(とつきとおか)を僕の身体で育んで‥産んで‥おっぱいだってあげてみたいんだけれど‥ ‥僕には無理だから‥‥僕には… だから‥せめて、君の遺伝子を残して。 フォン‥‥僕は君の子どもが欲しい…」
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