サイコパス彼女と崩壊する僕の日常

XVII Alones = 化身

「今、嫌といったか？　やはりゆとり世代は根性がないなぁ！」

あまりにも強い力だったのか。彼女は痛みに顔を歪めた。

手と足は恐怖で震えていた。

「あれぇ？　もしかしてさあ……」

店長はギトギトに光った爬虫類のような顔を彼女に近づけいった。

「キミって、処女だったりする？」

女子大生は泣き出しそうだった。

「ふはははっ！　来いって！　悪いようにはしないからさ！　ほら！」

「やめて……っ」