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翌朝 4時に彰子は家を出た
小山のウォーキングに出かける時間を
待ち伏せして接触するために
あぁ 眠い (/0 ̄)
ひとちゃんとの楽しい生活が…
神様はいじわるだ
小山が出てきた
いつものコースを早い足取りで
歩いて行った
彰子は別の道を走り始めた
合流して接触するために
30分ほど走り合流地点に
ジャストタイミングだわ
小山が姿をみせた
彰子は脇道から飛び出し
助けて 小山に抱きついた
目をまあるくして
どうしたんですか?
転んで足を痛めたみたいで
助けてくれませんか
わかりました お名前は?
木内紗奈です
紗奈ちゃん 僕の家で手当てしましょう
これも何かの縁です
小山はタクシーを止め
無理やり 彰子を乗せた
このマンションの最上階全部を借りているので
人目は気にしなくていいですよ
彰子は心の中で
その方が心配やん(;゚Д゚)
タクシーを下りると
ひょいと彰子をお姫さま抱っこして
エレベーターに乗った
ますます危険を感じる彰子だか
仕事なので我慢しつつ
重いので自分で歩きますよ
小山は聞こえていたのか
いや 紗奈ちゃんは軽いし
良い香りするから大丈夫
ゲー 確かに身長高いしがっしりしてるから
大丈夫でしょうけど 恥ずかしいでしょ
全然 大丈夫 僕を彼氏だと思ってたら
恥ずかしく無いでしょう
ゲー思えないし(((((((・・;)と
心で彰子はつぶやいた
おかえりなさい 良樹さん
彼女をお持ち帰りですか?
そこはパソコンが並んでおり
5人の若者ががそこで仕事をしていた
変わったことは無かったか?
無かったです
奥の部屋がプライベートルームなんで
紗奈 初めてだろ 入ろうか
イヤァ 入りたくない
嫌な予感する…(((((((・・;)
紗奈って呼び捨て プライベートルームもなにも
さっき会ったばかりだし(((((((・・;)寒すぎる男
ほんとに危険だわ
こんな奴仕事仲間になんていらない
さっさと帰らなきゃ
いや ここでいいですから
彰子は部屋に入るのを拒んだ
遠慮しなくていいですよ
そう言って
小山は黒いドアを開けた
部屋に入ると全部がガラス張りで区切られていた
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